今回は、英語学習ブログを運営してきて感じたメリットや注意点、ブログを通じて得られた体験などをシェアしたいと思います。
ボクは2023年2月にこのブログを起ち上げました。
フリーランスとして働きはじめるのとほぼ時を同じくして英語の学び直しに着手したこともあり、「個人として活動する場をつくること」と「英語学習」の2つが交わる点として、「自分発の英語学習メディアを起ち上げたい」と思うようになりました。
動画やSNSで情報発信をする方法もある中で、ブログという媒体を選んだのは「文字にこだわりたい」という思いがあったからです。
自分自身が「書く」という行為が好きなこと、そして「文字で情報を集めている人」をターゲットにしたいという意図もありました。
個人的に「文字で情報を集めよう」という人は「本気度合い」が高いと感じています。
YouTubeはサクッと知りたい情報を手に入れられる反面、視聴者の本気度合いも概して高くはありません。
一方で、ブログ・書籍・ニュースサイトのように文字媒体で情報収集する人は、対象分野に対する思いが強いのではないかと思っています。
「本気で書く以上、本気の人に見てほしい」
そのような思いで始めたこのブログも、おかげさまで開設1年を迎えることができました。
まだまだ小さなブログですが、少しずつ訪れてくださる方も増えてきており、あなたをはじめとする読者の方々のおかげでさまざまな体験を得ることができました。
この記事ではそうしたブログ運営を通じて得られた体験・メリット・注意点を紹介します。
英語学習ブログ運営を考えている方はもちろん、自分の情報発信の場を模索している方、自分の学習を違った角度から眺める場を持ちたい方などにとって、有益な情報が含まれているはずです。
この記事では、以下のような情報を知ることができます。
- 始めてよかった!英語学習ブログのメリット
- これは気をつけたい!英語学習ブログを運営する上での注意点
- やらなきゃわからない⁉英語学習ブログ体験談
この記事を書いた人
ヒラク
TOMOSU BLOG 運営者・執筆者
早稲田大学政治経済学部政治学科卒 / TOEICスコア 現在920点
英語学習ブログのメリット
ボクが英語学習ブログを運営して感じたメリットは、以下の4つです。
言語化することで、勉強法が洗練される
メリットの1つ目としてあげたいのは「言語化することで、勉強法が洗練される」という点です。
ボクのブログでは、1つのテーマとして「自分で経験したことを書く」ということを掲げています。
ブログを始めて感じたのが、自分の経験を自分の脳内に蓄積しているだけの状態と、それを言語化してアウトプットした状態との間には、思っている以上の差があるということです。
例えば先日公開した記事では、ボクなりのリスニング学習法についてまとめたのですが、記事にしていく段階で順序だてて勉強プロセスを見直す中で、新たな発見もありました。
「こんな風に勉強すると効果があったけど、それにはこんな理由があったんだ」という発見もあり、それを読者の方にシェアすることで、自分自身の日々の勉強に還元されることにつながったわけです。
誰かに何かを伝えたいときには、対象のモノについてじっくり考え、自分の記憶をたどり、分かってもらえるように情報を整理しますよね。
そうしたプロセスを経ることで、日々の学習を見直す機会となり、自分自身の学習内容・効率もアップデートされていくのです。
書くことで発見があり、アップデートされる。わかる気がします!
「書くこと」にはいろんな力が秘められてることを感じます。
挫折・失敗がネタになる
2つ目のメリットとしては「挫折・失敗がネタになる」があげられます。
英語学習に限らず、特定の分野でチャレンジしようという人は最短距離で目標に到達することを望みます。
時間もお金も節約したいし、結果に結びつかない非効率な学習・トレーニングは避けたいはずです。
多くの人が「遠回り」はしたくないと願っているわけです。
「遠回り」を避けるためには、どのルートが「遠回り」なのかという情報が必要になってきます。
「そっちは遠回りのルートだよ」と教えてあげられるのは、実際に「遠回り」を体験した人間だけです。
あなたも、ボクも、日々の英語学習の中でたくさんの挫折や失敗を経験してきたはずです。
その挫折や失敗の情報=遠回りルート情報を求めている英語学習者がたくさんいます。
挫折や失敗を通じて得られた経験はあなた一人の中に眠らせたままにしておくよりも、ブログを通じて多くの人にシェアすることで多くの人に役立てられます。
そして、上でも書いたように、あなた自身の英語学習にも良い形で還元されます。
英語学習ブログは、書き手と読み手が「挫折・失敗を共有し、そこからより良い進路を見つけ出すツール」と言えるでしょう。
読者は「筆者が今いる場所」よりも「そこにたどり着くまでの道のり」を知りたがっているはず!
学歴やTOEICスコアよりも「学習体験」が重宝されるわけですね!
読者からのポジティブなリアクション
3つ目のメリットとしては、「読者からのポジティブなリアクション」があげられます。
先ほど書いたように、このブログは自分の体験ベースで構成されています。
ひとりの英語学習者の体験談にすぎないので、記事内容を肯定的に受け止めてくれる人もいれば、否定的に受け止める方もいることでしょう。
特に、試験英語に対してどのようにアプローチしてきたかを中心にお話しているので、試験英語に抵抗感のある方や気楽に英語に取り組みたい方にはウケが悪いかもしれません。
そうした自覚がある中で、やはり読者の方からポジティブなリアクションをもらえたときにはうれしいものです。
ブログ内に設置している「いいね」バナーを押してもらえたり、SNSで記事をシェアしてもらえたりするとホントにうれしいです。
それ以前に、数ある媒体の中からこのブログを選んでもらえたということがもうすでにうれしいわけです。
最初の記事を公開して初めて見てもらえたとき、SNS上でのシェアを通じてたくさんの方がこのブログを訪れてくれたときの喜びは今でもよく覚えています。
また、ブログは他の媒体に比べると、ネガティブなリアクションが目につきにくく、ポジティブなリアクションを感じ取りやすいこともメリットのひとつと言えるでしょう
ボクなんかが書いた記事を読んでくれる人がいる…。ううっ、グスッ。
いちいち泣くなよ…。
多少の収益が見込める
4つ目のメリットとしては、「多少の収益が見込める」という点があげられます。
当ブログではamazonや楽天のアフィリエイトを導入しています。
ボクがブログ内で紹介した教材を、読者の方がこのブログを通じて購入すると、amazon・楽天等から少しばかりの“紹介料”をもらえる仕組みです。
まだブログ自体が小さいこともありますし、英語学習ブログで扱うものは単価が低いものばかりですので、多額のお金が発生しているわけではありませんが、ささやかな収益も生まれつつあります。
他に収益を得る仕組みとしては、Googleアドセンスという広告掲載システムがあります。多くのブロガーの間で定番となっているシステムです。
ボクは「読者の方の見やすさ」を優先しているため、Googleアドセンスの導入は見送っています。
ブログ内に広告をペタペタ貼ってしまうと、読者の方が読みにくくなってしまうのではないかと思うからです。
他にも、ブログによっては有料記事を配信したり、クラウドファンディング的な感じで寄付を受け付けたりしているものもあります。
ボク自身は収益については深く考えていません。サーバーレンタル料や画像加工サイト使用料などの必要経費分を賄えたらラッキーだな、という程度の感覚でやってます。
ですので、メリットとしてあげるかどうか迷いましたが、お金はそのブログが読者に提供した価値を測るモノサシでもあります
「お金」としてではなく、「ブログを評価してもらえた数値」として考えるとホントにありがたいことだと思います。
読んでもらうだけじゃなく、ボクのおすすめしたモノを買ってくれるなんて…。ううっ、グスッ。
このくだり、要る?
英語学習ブログの注意点
ボクの思う英語学習ブログを運営する上での注意点は以下の4つです。
サイレントピリオドがある
ブログ運営の注意点として「サイレントピリオドがある」ということがあります。
サイレントピリオドとは、いろいろと工夫や努力を積み重ねているけれど、なかなか成果として表れない時期のことです。
ブログ運営の「成果」をどのラインに設定するのかにもよりますが、やはりはじめのうちは訪問者の数が伸びないという時期を覚悟しなければならないでしょう。
このブログもそうでした。
ひとつひとつの記事にかける時間が多いこともあり、更新頻度も高くはありませんし、英語に的を絞った情報発信をしているので、読者層も限られています。
はじめのうちは受験生向けの記事が中心でしたが、今の若い人ってSNSやYouTubeで検索するんですよね。
そうしたさまざまな背景があり、こちらの思ったようにはブログが成長していかない時期を経験しました。
ですが、ある時期から訪問者の数も順調に伸び、なかにはこのブログを複数回訪れてくださる方(リピーター)も目立つようになってきました。
勉強やスポーツと同じように、ブログも成長を実感できない時期にいかにコツコツ積み上げるかが重要です。
その時期にしっかりと取り組んでいれば、後々成長スピードは加速度的に伸びていきます。
ブログを長く続けたい人であればあるほど、一生懸命書いた記事を誰も読んでくれない時期をどう乗り越えるかをあらかじめ意識しておくことが求められるのです。
成長の実感できない時期をいかに乗り越えるか。
ブログと英語学習の共通点ですね!
完璧な記事じゃなくてOK
注意点の2つ目としては「完璧な記事を書く必要はない」ということです。
ブログを始める前にはどうしても難しく考えてしまいがちですが、そもそも完璧な記事なんてありえません。
100人が読んで100人が賛同してくれる記事なんてないですし、「初めて受けたTOEICでいきなり990点取りました」みたいな完璧な英語学習体験なんてハードルが高すぎて誰も真似できません。
再現性のないことを書き綴った記事なんて、そもそも求められていません。
ボクは100人読んだ中の10人に刺されば十分だと思います。10人でも多すぎるかもしれません。
ボク個人の経歴としても、東大に行ったわけではありませんし、TOEICでも990点満点を取ったことはありません。
それでもあなたのように読んでくれる方がいて、ポジティブなリアクションを返してくれる方もいるわけです。
このブログでは、英語ができないボクが、いかにして成績・スコアを伸ばしていったかを体験ベースで紹介しています。
読者の中の100人に10人は、英語ができないボク・成績を伸ばしていったボクに自分を重ねているんだろうと思います。
そして、いくら良い記事を書いてもGoogleのアルゴリズムなどが影響して、多くの方に見てもらう機会を得られないことだってあります。
例えば、日本ではTOEICの市場が大きいので、さまざまなメディア・企業・個人がTOEICに関する情報を発信しています。
競合相手の数が多いため、TOEIC関連の記事は閲覧数が伸びにくいわけです。ブログってGoogle次第の部分が結構あるんですよね。
だから「完璧」を目指そうなんて思う必要はないと思います。
完璧だと思って公開した記事でも、時間が経てば改善点が見えてくるものです。
その都度、記事をブラッシュアップしていけばいいわけですね!
大手学習塾・英会話教室との差別化
注意点として3つ目にあげるのは「大手学習塾・英会話教室との差別化」です。
上で競合相手の存在について触れましたが、日本における英語学習市場は大きく、そこに参入している個人・団体はかなりの数に上ります。
そして、Google検索では、英語であれば英語の専門性の高い人が書いた記事を検索において上位表示する仕組みになっています。
例えばTOEICに関する記事であれば、TOEICの講座を持つオンラインスクールやTOEIC満点取得者などの情報発信を優先して表示するわけです。
ですので、そのような大手ブログと差別化を図る必要があります。
ベタなことを書いてるだけであれば、大手学習塾・英会話教室との差別化は図れません。
Google検索で上位検索される、あるいは一定数の読者の心をつかむには、あなただけの“色”を出す必要があります。
このブログでは「自分の体験を話す」というのが、差別化戦略の大きな柱です。
ボクの体験は、ボクにしか語れないことですからね。
あなたがブログを始めるときにも、あらかじめこの「差別化戦略」を十分に検討しておくとよいでしょう。
「差別化」と言っても、変わったことをする必要はありません。
めちゃくちゃ変わったことしてる…。
密度の高い“学習体験”が必要
注意点の4つ目にあげるのが「密度の高い“学習体験”が必要」ということです。
これも英語学習と共通する点かもしれませんが、圧倒的なインプットが無ければ、アウトプットはできませんよね。
ここで勘違いしてほしくないのは、「圧倒的な肩書き・キャリアが必要なわけではない」ということです。
もちろん東大卒・TOEIC満点といった方の情報発信には、高い価値があります。
ですが「英語できなかったけど○○大学に合格した」「ずっとTOEIC300点だった自分が500点を達成した」という方の情報発信にも同じように価値があり、たくさんの需要があります。
個人的な印象ですが、東大卒・TOEIC満点という肩書きの方による情報発信は飽和状態だと感じます。ネットで検索すれば、すごい経歴を持つ人の情報発信ばかりが目につきますし、その多くが似通っています。
その一方で、初歩段階からのステップアップという視点での情報発信は多くはありません。
だからこそ、そういった部分での情報発信こそ希少であり、一定の需要が眠っているはずです。
要は、英語ができないというA地点から、ある程度できるようになったというB地点までの行き方に読者の興味があるわけです。
実際にボクのブログもそうです。
そして、A地点からB地点まで自分なりに悪戦苦闘した学習経験が、英語学習ブログの執筆には欠かせません。
密度の高い学習経験が、密度の高いブログ記事を支えるのです。
「気がついたらTOEIC満点取れてました」よりも「いろいろと試行錯誤してTOEIC500点取れました」の方が、ブログ記事としては需要が高いはず。
あなたがすでにそういう体験を持っているのであれば、今すぐにでもブログを書けるでしょう。
肩書きのすごい人のハナシは「すごい…」で終わってしまいがち。
「名選手、名監督にあらず」という言葉もあります。実績で劣っていても、質の高い情報発信をできる人がたくさんいるはずです。
英語学習ブログ体験談
ボクがブログ運営を通じて得た体験の中で、特に印象的なのは次の3つです。
記事執筆よりも大変なもの
体験談の1つ目として紹介するのは「記事執筆よりも大変な作業がある」ということです。
「ブログ」というと「記事執筆が大変そう」というイメージがあると思います。
記事執筆も当然大変です。楽な作業ではありません。
このブログでは1記事当たり短くても7,000文字程度、長いと15,000字程度の文章で構成されています。
が、ボクのこれまでの経験では「文章を書くこと」よりも大変で、時間のかかってしまう作業があります。
それは記事の構成を考えるプロセスです。
そもそも「何のテーマで記事を書くのか」というところから始まり、「読者ターゲットの選定」「テーマに対する切り口」「記事の見出し構成」など、記事執筆までにやるべきことがたくさんあります。
ボクの場合、「記事の見出し構成」まで決まってしまえば、サクサク文章を書けちゃう場合がほとんどです。
自分の学習体験を書くという性質上、書くべきことは自分の脳内にすでにストックされているからでしょう。
そのストックを、どのような構成で、どうすればわかりやすく伝わるかを考える準備段階が大変だと言えます。
他にも、「画像選定・加工」にも時間がかかります。
ボクはトップ画像やイメージ画像にかなりこだわっているので、画像選びや編集だけで何日もかかってしまうことがあります。
何日もかけて選定・加工した画像を、またイチからやり直すこともしばしばです。
こうした「おまけ」だと思っていた作業の方にこそ、時間やエネルギーを注がなければならないということは、ブログ運営をしてみなければわからないことでしょう。
ニュースサイトとかを見てても、構成や画像ばかり見ちゃいます。
細部がしっかりしてると、読みやすいんですよね。
情報発信のために、「遠回り」する
体験談の2つ目に紹介するのは「情報発信のために、意図的に遠回りする」ということです。
このブログは「自分の学習体験を話す」という方向性で運営しています。
先ほども紹介したように、ブログに深みを持たせるには「遠回り」する必要があるのです。
「楽して英語力がアップしました」は学習者としてはラッキーかもしれませんが、あまり再現性がなく、ブログを書く上では読者に何の価値ももたらしません。
自分自身で試行錯誤し、時には失敗を重ねつつ、自分の中に経験を蓄積していかなければなりません。
そして、ボクは「遠回り」の末にたどり着いたやり方こそが、自分に最適な学習法だと思っています。
ですので、ボクは目についた学習法は一通り自分でやってみます。
やったうえで、「これはイイ!」と思ったものを紹介することもありますし、あれこれ試した結果、自分がやっていた学習法を“自分的”ベストなやり方として記事にすることもあります。
いろいろトライすることで、ブログにも英語学習にも深みが増して一石二鳥だと感じます。
「遠回り」する分時間はかかっちゃうけど、勉強って効率じゃないと思うんです。
確かに…。自分に合う勉強法は自分にしか発見できないですもんね。
「初めて」の喜び
体験談の3つ目に紹介するのは「『初めて』の喜び」です。
初めて記事を読んでもらえたとき。初めておすすめ教材を購入してもらえたとき。初めて「いいね」をもらえたとき。
ブログ運営開始以降、いろいろな「初めて」がありましたが、そのどれもが忘れられない良い思い出になっています。
新入社員として受け取った何万円というお金よりも、ブログで最初に発生した数円の収益の方がうれしかったかもしれません。
自分のメディアを起ち上げ、そこを訪れてくれる人がいて、支持してくれる人がいる。
めちゃくちゃありがたいことですよね。
今でも「『初めて』1日あたりの閲覧数が〇〇回に到達しました」のようなレポートが届き、毎日のように「ブログを始めてよかった」と思うことがあります。
次の「初めて」がどんな喜びをもたらしてくれるのか。それを楽しみに日々コツコツ英語学習・ブログ執筆に取り組もうと思います。
「初めて」の喜びがずっと胸の中に残り続けてるのもブログならではかと思います。
ワタシもブログやってみたくなっちゃった!
まとめ:あなたの体験には価値がある。さぁブログをはじめよう。
いかがだったでしょうか。
ブログ運営を通じて得られた体験をはじめ、運営上のメリット・注意点などを紹介しました。
今になって思うのは、「あまり深く考えずに始めてみたけど、かえってそれがよかった」ということです。
ブログを書く時のボクは英語の学び直しに取り組み始めてから日も浅く、人に誇れる英語力は持ち合わせていませんでした。(今もそうですが…。)
「まだまだ実力不足じゃないかな」「説得力に欠けるよなぁ」と思いつつも、いわば見切り発車でブログを開設したわけです。
ですが、そのような段階で始めたほうがブログとしての価値は高いように思います。
高校時代のボクは英語担当の教師から見捨てられるほど英語が苦手でしたが、予備校で素晴らしい講師に出会い、英語の成績が急上昇しました。
その中で、さまざまな試行錯誤を繰り返し、「英語ってこんな風に勉強すればいいんだ」ということを自分の学習体験を通じて発見していったわけです。
英語の学び直しに取り組んだ際にも、長期のブランクを埋めるために、さまざまな試行錯誤がありました。
このような「遠回り」は今の時代、めちゃくちゃ貴重なものだと思います。
ChatGPTをはじめとするAIは「近道」は教えてくれますが、「遠回り」は教えてくれません。自分が苦しむことでしかわからないことなのです。
そして、多くの場合、本当に価値があるのは「近道」よりも「遠回り」の方です。
ダイエットであれば「運動も食事制限も必要ありません」という「近道」情報を提供することは簡単ですが、たいていそうした情報には何の価値もありません。
英語学習でも、最近では「英語は勉強するな」「1か月でペラペラに!」みたいなキャッチコピーを目にするようになりましたが、そんな楽ちんな方法なんてありえないわけです。
ボクは自分の学習体験を通じて「英語は時間がかかる」「地道なインプットは避けられない」ということを身をもって理解してきました。
ボクは「遠回り」したし、今でも「遠回り」の途中ですが、そのプロセスひとつひとつに意味があったと思っています。
ボクの体験だけではありません。
あなたが日々の学習の中で苦しんでいることは、とんでもない価値があります。
あなたの情報発信によって助けられる人がいます。あなたの情報発信にはAI以上の値打ちがあるのです。
ブログをはじめませんか?
情報を消費する側ではなく、生産する側に立ちましょう。
この記事がそのキッカケになれたなら、とてもうれしく思います。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。